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不安は記憶力、判断力を奪い、死期を早める!?

現代では、IT技術などの技術革新により、私たちの生活はますます豊かになりつつあります。

一方で、暮らしは豊かなはずなのに、将来に不安を抱く人は年々増加しているのです。

日本でも、不安障害の数は増え続けており、2011年の厚労省調べでは不安治療を受けている患者の数はおよそ157万人。この数字は1996年のデータの約2倍です。

皆さんは今、何かしらの不安を抱いていますか?

実は不安は現代人の脳のパフォーマンスとQOL(人生の質)に多大な影響を及ぼしているのです。

慢性的な不安は記憶力を低下させる

2013年にインド国立生命科学研究センターが行った研究によれば、つねに何かしらの不安を感じている人には、脳の海馬が小さくなる現象が認められました。

海馬は大脳辺緑系の一部で、新しい記憶や学習能力などに関わる器官です。

不安は理性的な判断力を奪う

物事がうまく進んでいるときには、私たちの脳は衝動や欲望を抑えつけることができます。

しかし、不安感が高まると様々な科学物質の連鎖が起こり、より原始的な脳の働きが優勢になっていくのです。不安が起きた瞬間に論理的な判断力を失ってしまうケースは、誰にも心当たりがあるでしょう。

不安は死期を早める

2013年の観察研究では、約7万人の高齢者を10年にわたって追いかけたところ、日常の不安レベルが高い人は心疾患や脳卒中のリスクが29%も上昇していました。

その原因ははっきりしないものの、研究チームは「不安が強い人は自分を大事にしないからでは?」と推測しています。

不安な気持ちが自尊心を低め、過度な飲酒や運動不足につながる。というわけです。

不安は不安を呼び込む

不安には、科学的に証明された悪影響がたくさんあります。

不安のせいで脳の扁桃体が敏感になっていき、やがて少しのストレスにも過剰な反応を起こすようになるのです。

例え話ですが、泥棒の侵入におびえて自宅に防犯センサーをつけすぎてしまい、子猫が庭に侵入しただけで警報が鳴り響くようになったようなものです。

うつ病から自殺へと進む確率が高い「死に至る病」である不安。

不安を感じたら、紙に書き出してみたり、運動したり、人に話すなど、自分の中にため込まないようにしましょう。

もし、不安を抱えている方がいたら、いつでもご相談してください。

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