
会社は人を育てる学校である

「会社は学校じゃねーんだよ!」みたいなテレビドラマがありましたね(笑)
確かに、会社は学校ではないです。しかし、会社には教育機関的な側面があるのも確かです。
まず前提として、会社は人で構成されています。
すなわち、その会社に所属している会社員が成長すれば、会社は成長します。
人を成長させることができる会社は業績も成長させられるといっても過言ではありません。
とくに日本企業は、社会常識をあまり身につけないまま学校を卒業した学生を一人前の社会人に育て上げる。その役割を会社が果たしていることが多いです。
会社というのは教育機関として大きな社会的価値をもつと同時に、会社員からしても利用しがいがある社会人学校であります。
しかしながら、会社は「人を育てる」重要な役割を担っていながら、それがうまく機能していないケースが多いようです。
会社が社会人を育てる学校であれば、教師役を中心で果たすのは組織のリーダーや管理職ということになります。
課長などの管理職になると、仕事の質や次元がそれまでと異なり自分自身が仕事をするよりも、メンバーを動かし、成果を出す能力が問われます。
つまり、組織のリーダーはプレイヤーとしての能力よりも、組織全体の成果や効率化を上げる能力を磨かなければなりません。
いつまでもプレイヤーの仕事まで自ら背負っていてはいけません。メンバーを育てることも立派な仕事です。
迅速にAI化が進む中、これからの時代は”人を成長させる能力”がポイントになりそうですね。
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